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各郡のうち久世郡以外で神社数対戸数比は減少しているが、特に宇治郡で減少幅
が大きい。
グループ
Ⅲ(旧丹後国)の郡は南桑田郡のみであるが、神社数対戸数比の上昇
の幅は小さい。面積では、南桑田郡は京都府下各郡区(市)の中で、順位は中位で
ある。
グループⅢ(旧丹後国)の郡は、竹野・熊野・中の3郡であるが、いずれも神社
数対戸数比は低下している。低下幅の大きい中郡は、元々戸数(/㎢)が多く、なお
かつ神社数(/㎢)の減少が3郡内では顕著である。なお、中郡の面積は3郡内で最
も狭く、京都府下全郡区(市)でも下位にきている。
[24]
グループⅣの区(市)は京都市であるが、神社数対戸数比の低下の幅は小さい。
[25]
面積では、京都市の面積は京都府下全郡区(市)で最下位にきている。
(8)長期的推移
ここまで、明治21年と明治41年の神社数(/㎢)、戸数(/㎢)、神社数対戸数比
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