寺社数と人口の歴史
                      明治京都編  
         
 トップページ論文目次論文集京都府全図グラフ・表リンク

     論文(1) 26ページ目

     終章  総括
 
 本稿で扱った全ての系列で、その数は旧山城国の京都市に集中している。

 寺院数では、全宗派合計、及び天台宗寺院数でこの傾向が強い。一方真言宗寺院はこれら2系

列に比べ、より広範な地域に建立される傾向がある。そのため、京都府全域・旧三ケ国内(全て)・

旧3ケ国間とも、5年間一貫して格差が小さい傾向にある。

 戸数も、京都市に数が集中する傾向が強いが、旧丹波(京都府内)、旧丹後国では格差が5年と

も一貫して小さい傾向にある。

 これらを要因として第3章<a>ー①~〈c〉-②のような統計上の特徴がみられるものと結論づけら

れる。

       
脚注

[1]速水融著「歴史人口学で見た日本」文芸春秋社刊 2001年 参照のこと

[2]・[23]速水融・小嶋美代子著「大正デモグラフィー歴史人口学でみた狭間の時代ー
  

   
                      前  次

                                                トップページヘ
                                                論文目次
                                                論文集


Copyright©  2013寺社数と人口の歴史ー明治京都編ーAll Rights Reserved



inserted by FC2 system