論文(2) 27ページ目
グループⅢ(旧丹後国)の郡は南桑田郡のみである。南桑田郡の神社数(/㎢)は明治40年以
降一貫して減少している。戸数(/㎢)も同様である。神社数対戸数比は一貫して上昇している。な
お京都府下全郡区(市)で南桑田郡の面積は大体中位である。(
表8
)
グループⅢ(旧丹後国)の郡は中・熊野・竹野の3郡である。神社数(/㎢)は3郡いずれも減少傾
向にある。(
表9
)戸数(/㎢)は3郡いずれも増減を繰り返している。(
表10
)神社数対戸数比は中
郡で減少、竹野・熊野2郡で増減を繰り返している。これら3郡中、中郡の面積が最も狭い。京都府
下全郡区(市)でも中郡の面積は中下位にきている。
[26]
グループⅣの郡区(市)は京都市のみであるが、神社数(/㎢)は一度増加しその後減少に転じて
[27]
いる。戸数(/㎢)は一貫して増加している。神社数対戸数比は増減を繰り返している。なお京都市
の面積は京都府下全郡(市)で最も狭い。
トップページヘ
論文目次
論文集
Tweet
Copyright© 2013寺社数と人口の歴史ー明治京都編ーAll Rights Reserved