論文(2) 30ページ目
元々戸数(/㎢)の少ないのは、何鹿・愛宕・北桑田の3郡であるが、いずれの郡も神社数
(/㎢)が減少し、戸数(/㎢)は北桑田郡以外は減少している。
地域性については、神社数(/㎢)、戸数(/㎢)とも一貫して京都市が最上位にきていること、
神社数(/㎢)の上位と戸数の上位が必ずしも一致しないことが特徴といえる。また戸数(/㎢)
については、京都盆地に近い郡区(市)ほど戸数(/㎢)が一貫して上位にあり、かつ増加の幅
が大きい。(
表5
~
表7
・
表9
・
表10
)
終章 総括
以上、第二章で立てた仮説に対して、郡区(市)の面積と戸数(明治21年時点)を元にグルー
プ分けした場合と、京都府下全郡区(市)でみた場合の両方について検証を試みた。
どのグループの郡区(市)でも、面積を神社数(/㎢)、及び戸数(/㎢)との関連は
トップページヘ
論文目次
論文集
Tweet
Copyright© 2013寺社数と人口の歴史ー明治京都編ーAll Rights Reserved