寺社数と人口の歴史
                      明治京都編  
         
 トップページ論文目次論文集京都府全図グラフ・表リンク

   論文(1) 5ページ目    

治41年には、京都府のみならず全国レベルで都道府県の境界が画定し、現在まで殆ど変化して

いない。

 次に京都府下の旧郡区(市)の改編についてみてみたい。ここでは概略だけ述べる。

 京都府は、旧令制国のうち山城・丹波・丹後の3ケ国から成り立っていたことは既に述べた。この

うち山城国は、愛宕・葛野・紀伊など計8郡から成っていた。丹波国は、桑田・船井など計6郡から

成り立っていた。このうち4郡が京都府に編入されている。丹後国は、加佐・與謝など計5郡からな

っていた。

 明治13年(1880年)には、山城国宇治郡・同葛野郡・同紀伊郡の一部が「上京区」「下京区」とな

っている。この2つの区は明治22年(1889年)に京都市になっている。

 明治13年には、山城国紀伊郡の一部が「伏見区」となっている。翌明治14年(1881年)、伏見

区は廃区になっている。

   
         


       
                      前  次

                                                トップページヘ
                                                論文目次
                                                論文集


Copyright©  2013寺社数と人口の歴史ー明治京都編ーAll Rights Reserved



inserted by FC2 system