寺社数と人口の歴史
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治24年・明治25年の2年で、変動係数・ジ二係数とも再び格差が拡大している。

 なお、明治21年から明治25年までほぼ一貫して、全ての系列のデータの中で天台宗寺院数の

格差が最も大きく、真言宗寺院数の格差が最も小さい。そしてこれに次いで戸数の格差(変動係数

・ジ二係数とも)が小さい。

    第3章 要因の分析

 第2章で行った分析の結果をまとめると、<a>京都府全域では、①戸数の格差が最も大きい。②

いずれの系列も似たような格差の推移の仕方をする。<b>旧国内では、①旧3ケ国とも天台宗寺院

数の格差が大きい傾向にある。②いずれの系列も京都府全域の場合と比べて格差が小さい傾向

にある。<c>旧国間では、①寺院数についての全ての系列で格差が横這い又は縮小する傾向にあ

る。②(京都府全域では戸数の格差が最も大きいのに拘わらず)戸数の格差が小さい。

                                                 かか
 これらの要因を本章では分析したい。そこ
       
                   
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