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で
表29
~
表33
を参照して頂きたい。これらの表は、各々の系列における偏差値の、異なる順位同
士の差である。明治21年~明治25年まで、その推移を示した。異なる年次同士の比較をするた
め、数値は実数ではなく、偏差値をもとに算出した。
まず、<a>-①戸数の格差が最も大きい(京都府全域)要因を分析したい。
表29
~
表33
を見ると
、明治21年~明治25年まで、他の系列に比べ、1位と2位の差が大きく、逆に2位と3位、3位と最
下位の 差は小さい。すなわち、特定の郡区に戸数が集中し、これが格差が大きくなる要因となって
いる。これは5年とも一貫した傾向である。
次に<a>-②(以下略・京都府全域)の要因を述べたい。まず、どの系列も、1位と2位の差が、一
度横這い又は縮小した後に再び開いていることに注意したい。(
表29
~
表33
参照)また、1位と2
位の差が2位と3位或いは3位と最下位の差に比べて大きい。そ
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