寺社数と人口の歴史
                      明治京都編  
         
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のため、1位と2位の格差のあり方がそのまま全体の格差のあり方を決定している。

 これら2つが要因である。

 <b>-①(旧3ケ国内)の要因は、いずれの旧国においても特定の郡区(市)に天台宗寺院が集中

していることである。京都府全域の戸数の場合と同じで、これが格差が大きくなる要因となっている

。(表29参照)
                                                    
[31]
 <b>―②(旧3ケ国内)の要因は、京都府全域の場合と比べ、旧国の場合の方が、1位と2位、又

は1位と3位の差が小さいことが挙げられる。(表29表33参照)

 <c>-①(旧3ケ国間)の要因は、明治21年~明治25年まで一貫して、特定の旧国の特定の郡
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区(市)に、寺院数・戸数(本稿で扱った全ての系列のデータ)が一定の割合で集中していることに

ある(表34参照)。明治21年~明治25年まで、一貫して全ての系列において、その数が旧山城

国の京都市に一定の割合で集中している。この傾向が不
       
   
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