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についても同様である。(
表4
~
表6
参照)
次に
表7
を見て頂きたい。宗教法人令施行以後の天台系寺院が京都府全域で124ケ寺存在して
いる。戦後宗教法人として新たに認められた寺院も存在する。こうした事情もあり天台系寺院の数
[19]
は108ケ寺より16ケ寺多くなっている。しかし、明治時代の天台宗寺院の数と、戦後すぐの天台系
[20]
[21]
寺院の数に大差はない。真言宗寺院数(表8参照)、全宗派合計寺院数、真言・法相宗以外の宗
派の寺院数の合計についても同様である。
寺院は建造物である。一度建立された寺院は、特別な社会変動などがない限り、その場所から
なくならない。尤も人口が増大すれば、これに合わせて新規建立がなされる可能性がある。
表9
に明治21年~明治25年の、これら諸系列の寺院数についてその推移を示したがほぼ一定
である。改めて確認して頂きたい。(全宗派合計寺院数及び、真言・法相以外の
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